家に使われている素材
おはようございます。
先日、坊ちゃんランランランマラソンの10キロに出場してきました!
6年前はハーフに出場しましたが、スピード出しすぎて途中からかなり
きつかったので(+o+)今回はゆっくり楽しもうと思って走りました。
午前中は風が強かった様ですが午後からは風も落ち着き、深まりゆく紅葉を
感じながら走れたのが良かったです(^^)
普段は2、3キロ走る程度なので10キロは長く感じましたが、最後余力があったので
10キロにして良かったと思いました。
ハーフの時はもうしばらく出たくない(-_-;)と思いましたが
今回は来年もまた出たいと思えました(^^)
さて今日は家に使われてる素材についての話です。
住宅を扱う会社として、世界にある家って、
どんな素材で出来ているんだろう?
と、今更ながら素朴な疑問が湧きました。
世界の住宅で、伝統的に利用されている素材は、石・土・木
この、三つの素材からできているものがほとんどですよね。
日本で圧倒的に多いのは『木』つまり、木造の家です。
日本は海外に比べ、樹木が豊富にあった事も一因ですが、
石も土も、豊富にあるの何故、『木』なのか。
それには理由がありました。
木の特性として、優れた機能である
『調湿機能』 があります。もちろん、土にも調湿機能はありますが、
構造上、土壁の窓は小さくなります。
窓が小さいと、光を取り入れるのが少し難しくなってしまいますよね。
その点、『木』は柱と梁を組み合わせて作るので、
窓も大きくとれ、明るい環境を手に入れる事ができます。
窓が大きいと、風も入れる事ができるので
調湿機能にも、ひと役買ってくれるわけです。
杉の柱一本で、600mm以上(ビール大瓶程度)水分を吸収する能力がありますが、
六畳間ですと、柱が六本程度使われる事になるのでかなりの量になりますね。
しかも『木』は、木材になっても呼吸をしています。
その能力を最大限に生かすコツは、、、
育った通りに、その木を使う事だそうです。
柱に使う場合は、木元を下にする。梁に使う場合は,
木の背を太陽が当たる上に向けるのが大原則。
『木』を継ぐ場合も同じで、木元と木末を合わせて継ぎます。
※植物の導管をつなげるように
そもそも樹木たちは、自分から場所を移動する事はなく
(ガジュマルや、エクアドルの木は移動するそうですが、、)
樹木のほとんどは、芽を出した環境に合わせて育ちますので
材木になったとしても、その特性は健在です。
お風呂場や台所には、湿地で育った『木』
リビングには日当たりの良い尾根の木が適しています。
【地元の木は、地元で使え】と、伝えられてきたのも、
木の能力を生かし、最大限に住み心地の良い家を作る上で、
大切な知恵でもあるんだと、改めて気づかされました。
『木』は、蒸し暑い日本の夏に、相応しい素材です。
これから家を建てようとお考えの皆様に、
改めて、『木』の家の良さをお伝えしたいと思いました。