住宅ローンと信用情報について

こんにちは!
前回頭金のお話を少ししましたが、
今回も少し資金計画について書きます!

資金計画は、お家を建てる第一歩としてとても重要です!!
今の自分から目を背けたり、何とかなる!と軽く思っていると、損をしたり、後々不安が募ります。

自分にあった資金計画が見つかると、資金面の不安が減り、お家づくりに向けて安心して前進できますよね。

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前置きが長くなりました笑!!

さて、ローンについて少し。
住宅を購入する時、多くの方が住宅ローンを利用しますが、
誰にでも、いくらでもお金を貸してくれるわけではありません。
この人には住宅購入資金を貸してもよいのか、いくらまでなら貸してもよいのか、といったことを「保証会社」が「審査」を行います。

そのポイントとしては、
●滞りなく、完済できるか」
●万が一返済できなくなった場合、不動産(家+土地)を競売にかけて残りを返済できるか
の大きく2点です。

そのために、まずは借りる人の情報が見られます。
●借入希望金額や返済期間が年収に対して過大でないか
●年齢、家族構成
●勤務先、勤続年数、業種、企業規模
●貯蓄状況、他社での借り入れ状況
などです。

もし自分が見ず知らずの人にお金を貸すとしたら、
こういった情報は知っておきたいですよね?

また、不動産に関しては、借入金額に対して、不動産の価格が著しく低いと
判断されると、上限金額が制限されることがあります。

そして、保証会社が住宅ローンの審査をする時には、必ず信用情報を
確認します。

信用情報とは、クレジットやローンを利用したことのある人が、
・過去、現在にどんな内容のクレジットやローンを利用しているか
・現在どれくらいの債務があるか
・期日どおりに返済してきたか(延滞などがないか)
といった情報です。

信用情報は個人信用情報機関に一定期間管理されていて、保証会社は
これらの機関に記録されている信用情報を見て、
●過剰なローン債務が無いか
●過去の良くない情報が記録されていないか
を確認しています。

以下、引っ掛かってしまいやすい信用情報もあるので、注意が必要です。
●携帯電話の割賦払い
携帯電話の請求は端末を一括購入していない場合、電話料金+本体端末の
割賦支払いとなっています。そのため、うっかり口座の残高不足などで、
携帯代が引き落としされなかった場合、信用情報には延滞として記録されて
しまいます。

●公共料金
最近は、公共料金のクレジットカード払いが増えてきました。ただ、同じ
公共料金の引き落としでも、口座引き落としの場合と違い、クレジットカードを利用していて延滞すると、信用情報には延滞が記録されてしまいます。

●クレジットカードの複数利用
クレジットカードにはキャッシング枠がついています。実際にキャッシングを利用していなくても、契約内容として信用情報には載っており、極端に複数あると、「いつでもたくさんのお金を借りることが出来る状況」と見られることがあります。1枚あたりの枠は少額でも、全部合わせたときに極端に
総額が大きいと、希望金額まで借りられない、という可能性もあり得ます。

これら信用情報は、たった1度でも延滞してしまうとダメ、いうわけではなく、良くない信用情報も、『完済から○年経過』などの一定の条件を満たせば消えますので、そこはご安心を!

保証会社と金融機関が見ているのは
「返済を軽く見ている延滞常習者ではないか」という点です。
なお、結婚前後で氏名や住所が変わっても、信用情報は載っています。

心当たりがあり、審査が不安な方は「昔延滞した事がある(かも)・・・」と
金融機関の担当者や住宅会社に相談してみるのも、前向きにお家づくりを進めるために必要な第一歩になるのかもしれませんね。
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