桜は家づくりに使えるのか?
こんにちは。城口です。
桜の季節到来✿春です✿
先々週あたりから石手川沿いはどこを見ても桜、桜、桜でした!!
桜の木は派手だけれども、花は控えめで、繊細で、
「ザ・日本の花」✿素敵です!!
入学式にはギリギリ間に合った桜も、
今週はもう散ってしまいそうな勢いなので、
今週末最後の花見に行ってもいいですね♪
コロナの為、桜の下でワイワイはできませんが( ノД`)シクシク...
チラッと見に行くだけでも季節感を味わえ、気分が明るくなりますよ✿
さて、桜と言えば広葉樹。
広葉樹は硬くて、複雑な構造であるため木目がバラエティー豊かとされています。
建築材料としても使えるのでしょうか??
"桜"が名前につくものは「山桜(本桜)」「樺桜」「水目桜」「西南桜」「ブラックチェリー」があります。主に造作材、床材として使用されるようです。
しかしこの中でバラ科のいわゆる"本当の桜"は「山桜」と「ブラックチェリー」の2種類で、
その他はカバノキ科で全く別の樹種だそうです。全く別の樹種ですが、"本当の桜"と硬さや木目、肌触りが似ていることからこれらを"サクラ"と呼ぶそうです。
では、"本当の桜"と"サクラ"の違いは??
"本当の桜"の特徴は、硬く、滑らかな肌触りで、淡いピンク色の木肌で、経年変化により赤褐色になっていきます。経年変化がはっきりと現れるため、大人な雰囲気、高級感、上品さを演出したい場合におススメです。ただ、高コストです。。。
"サクラ"いわゆる"バーチ材"も程よく硬く、木目も緻密です。傷付きにくく、肌触りも滑らかで、"本当の桜"との共通点がたくさんあります。"本当の桜"に比べて低コストなこともあり、無垢フローリングとして人気です。
中でも「樺桜」は淡いクリーム色で狂いが少なく、木目も節目はっきりしていないため、均一的に見せることができます。部屋を明るく統一感のある雰囲気にしたい場合におススメです。耐久性にも優れているため、子ども部屋への使用にも適しています。
もともとは"本当の桜"の代用品として使われていた「樺桜」ですが、高品質なうえに低コストとあって、今では"本当の桜"に勝るほどの人気だそうです。
日本人になじみのある桜の木。
家のどこかに使ってみると落ち着く空間になるかもしれませんね✿