茶室

こんにちは。城口です。

オリンピック開催時には、明るいニュース、元気をもらえるニュースが
日々飛び込んできていましたが、
オリンピックが幕を閉じると、
やはりまたコロナの情報ばかりが耳に入りますね( ノД`)シクシク...

しかもお盆は各地で大雨で、また災害が起こってしまいました。
災害地域の方の日常が、少しでも早く戻ってきますように☆

自宅での自粛生活をお願いされている今、
家で過ごす時間が多くなったため、資格を取得したり
習い事や趣味を始めたりしている方が増えているそうですね。
習い事といえば、ピアノや、茶道・華道、ウクレレが人気とか。
オンラインの習い事も増えていて、
家にいても楽しめる講座もありますね♪

今回は、茶道に関する「茶室」について書きます。
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「茶室」は、簡素な庵(いおり)を意識して作られたもので
茅葺きや板葺きの屋根、茶室に向かう露地の飛び石や、
湧き水をイメージした蹲踞(つくばい)がある主に正方形の部屋。
※蹲踞=背の低い手水鉢のこと

広さは方丈、つまり1丈(10尺=約3m)四方なので、
畳を敷くと、4畳半の正方形です。

4畳半というと、人と人の距離が密になり
無駄な物を置くスペースが確保できません。

しかし、お茶を点てて客人に振る舞う点前に
集中できる極小空間である事こそが、
千利休が目指した侘び寂び、侘茶だそうです。

小さな4畳半ですが、採光には工夫がなされており
2枚引の障子戸にするのを止めて、60センチ四方のにじり口にして
光を遮り、土壁に窓を小さく開けて、
スポットライトのような感じで光が差し込むように工夫し、
光と影のコントラストを生み出したそうです。

4畳半という小さな空間でも、
用途を明確にしたうえで工夫する事により
特別な集中できる空間として輝かせる、日本人の技と心。
素敵です☆

お家時間が増えているため、自分一人の空間、書斎、ワークスペースを
集中できる充実した空間にしたい!とお考えの方、
この「茶室」の考え方を取り入れてみるのもいいかもしれませんね!
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